蚕の社 三柱鳥居

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蚕の社 三柱鳥居

かいこのやしろ みはしらとりい

蚕の社 三柱鳥居

「京都三珍鳥居」の一つ、もっとも珍しい形をしている蚕の社の三柱鳥居。
岐阜県や東京都など全国の8ヵ所に存在しているそうで、特にこの神社の三柱鳥居は、京都という土地柄や、他にも珍しい形状の鳥居があることなどから、もっともよく知られている鳥居のひとつである。

蚕の社 三柱鳥居

蚕の社 三柱鳥居

蚕の社 三柱鳥居

神社は木嶋坐天照御魂神社、通称「木嶋神社」と呼ばれる。
摂社として本殿の横に東本殿として蚕養神社が建っていることから「蚕の社」とも呼ばれることが多く、こちらの呼び名の方が一般的でもある。
木造の神明鳥居を潜り、正面に見られる拝殿。
石段を登ったところに拝所と、その背後に本殿が建っている。
いづれも明治時代に建てられたもので、それらの社殿を囲むように大きな木々が茂っている。

蚕の社 三柱鳥居

本殿の西側、神社の入り口ほど大きくはない神明鳥居が建っている。
その先には元糺の池と呼ばれる池があり、木々に日光が遮られた静かで薄暗い池の中に石造の三柱鳥居が建つ。

蚕の社 三柱鳥居

蚕の社 三柱鳥居

池の中に見える鳥居は、1831年に建てられたものだそうだ。
塀で囲われているために少し離れた場所から様子を見るのみだが、鳥居の中心には石が盛られ、御幣が建てられた様子は、おごそかな雰囲気を感じさせてくれる。

京都府京都市右京区太秦森ヶ東町50番地

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