福島天神社の狛牛
ふくじまてんじんじゃのこまうし
須坂市の史跡にも指定されている大幟。
高井鴻山によって書かれたというこの大幟が納められている福島天神社には狛牛が祀られている。
もともと狛犬は、インドで仏像の両脇にライオンの像を置いたのが起源とされている。
「阿形」と「吽形」の2種類が1対になっているもので、社殿の入り口や、参道の両脇などに備えられているもの。
福島天神社は西暦960年に京都の北野天満宮から天災を鎮める神として勧請された。
「天神=牛」であり、京都の北野天満宮でも牛がいる。
菅原道真と、牛とのつながりは多くのものがあり、「道真は丑年に生まれた・大宰府へ島流しになる際に、牛が泣いて見送った・牛に乗って大宰府へ向かった・牛が刺客から守った・道真の墓の位置を牛が決めた。」「大宰府への左遷時牛が道真を泣いて見送った」「道真は牛に乗り大宰府へ下った」「道真には牛がよくなつき、道真もまた牛を愛育した」「牛が刺客から道真を守った」などなどの謂れがある。
ほかの天満宮でも牛は祭神の死者とされ、牛の像が置かれていることが多いという。
所在地 | 須坂市大字福島191番地 |
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