白山神社
はくさんじんじゃ
木曽郡大桑村大字殿
木曽川が流れ、旧中山道の宿場町が並ぶ大桑村。
木曽福島から中津川へ走る国道が木曽川をなぞり、白山神社の建つ殿地区は、その国道から木曽川を渡った対岸にある。
いくつもの家が並ぶ集落の山腹に祀られ、石造の鳥居から石段と参道が続く。
山の中に建てられている神社だけあって、その斜面の勾配は急。
参拝の際には転倒に気を付けたい。
社殿は切妻造の拝殿と、4つの本殿とそれを覆う上屋。
横には境内社がいくつか建っている。
本殿は全てが鎌倉時代の建築で、橘宗重によって建立された。
一間社流造で統一され、見世棚造、懸魚の猪の目、裏甲のない茅負、面取りの大きな柱など、中世鎌倉時代の技法が残されているという。
特に白山社の本殿には、扉に方立柱があり、垂木が密に配置されているところなど、他の3社に比べて造りが入念になっている。
間口が1mほど、奥行きでも1.3mほどの社殿だが、長野県内最古の神社建築として国指定の重要文化財になっている。
所在地 | 木曽郡大桑村大字殿 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 菊理姫尊 |
本殿 | 国指定重要文化財 元弘4年(1334)棟札 |
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大工 | 七郎橘宗重 |
建築様式 | 一間社 流造 檜皮葺 一棟 |
境内社蔵王神社 | 国指定重要文化財 元弘4年(1334)棟札 |
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大工 | 七郎橘宗重 |
建築様式 | 一間社 流造 檜皮葺 一棟 |
境内社伊豆神社 | 国指定重要文化財 元弘4年(1334)棟札 |
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大工 | 七郎橘宗重 |
建築様式 | 一間社 流造 檜皮葺 一棟 |
境内社熊野神社 | 国指定重要文化財 元弘4年(1334)棟札 |
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大工 | 七郎橘宗重 |
建築様式 | 一間社 流造 檜皮葺 一棟 |