高橋神社
たかはしじんじゃ
上伊那郡箕輪町中箕輪2216
大出高橋神社とも呼ばれる箕輪町の神社。
三州街道から参道が続き、社地には根回り4mを越える大きなエノキが聳えている。
1345年に創建し、三社権現と呼ばれていたこともあったという。
正面に木造の両部鳥居が建てられている。
金網で囲われた灯籠が4基あり、寄棟造りの拝殿と、その背後に覆屋と本殿がある。
本殿は1709年に建てられた箕輪町最古の神社建築で、大工棟梁は旧羽場村の丸山庄右衛門が手掛けた。
建築様式は三間社流造で、軒には二軒繁垂木、向拝は角柱で母屋には円柱を用いている。
縁を廻し、組高欄と脇障子が設けられ、竹の節の彫刻が取り付けられている。
各所に彫刻が用いられた建築で、18世紀初期の建築としては斬新なものだという。
所在地 | 上伊那郡箕輪町中箕輪2216 |
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本殿 | 町指定文化財 宝永6年(1709) |
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大工 | 丸山庄右衛門 |
建築様式 | 三間社 流造 柿葺 |