長岡神社
ながおかじんじゃ
上伊那郡箕輪町東箕輪
箕輪町の東箕輪、天竜川の対岸の集落に長岡神社はある。
見晴らしの良い斜面に位置し、すぐ裏に長松寺が建つ。
入口には石造の明神鳥居、その背後に二の鳥居として、木造の両部鳥居が建っている。
本殿は珍しい二間社の流造。
江戸時代後期に建てられた立川流の建築で、正面には軒唐破風を付けられている。
軸部や彫刻などのほとんどの部分が素木で、組物を二手先で、支輪に波に千鳥の彫刻、その下の組物の間に長く延びた松樹の彫刻を入れるところなど、富棟の円熟期の作風が良く表れている社殿と言われている。
所在地 | 上伊那郡箕輪町東箕輪 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 誉田別尊 |
本殿 | 町指定文化財 享和元年(1801) |
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大工 | 立川和四郎富棟 |
建築様式 | 二間社 流造 柿葺 軒唐破風付 |