高烏谷神社

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高烏谷神社

たかずやじんじゃ

駒ヶ根市東伊那7706

高烏谷神社

駒ヶ根市の東側に立つ高烏谷山。
その登山道の入口に神社への参道がある。
伊那市と駒ケ根市の境界に位置する場所で、この地域の産土神として勧請された。
駒ヶ根市から火山峠へ向かう道路の脇に、石造の一の鳥居が建っている。
そこから山に近い地区へ進むこと約3キロほど。
山林の中に建つ鳥居が見える。
参道はさらにそこから1キロ弱、山の中に入ったところから始まる。
樹齢400年を超えるといわれる松並木が見事な参道で、長野県の天然記念物にも指定されている。

高烏谷神社

高烏谷神社

この神社は秋の例大祭での「矢納めの神事」が有名で駒ヶ根市の文化財にも指定されている。
参道から社地に入ったところに、その神事が行われる広く細長い敷地があり、右手に手水舎、石段を上がった所に拝殿がある。
木造の壁には剣を模った金物が納められている。

高烏谷神社

本殿は拝殿と一体化した覆屋の中に建つ。
諏訪地域の立川流2代目、富昌の作で、各所に大きな彫刻の施された建築だという。
彩色がなく、すべて欅で作られた素木造だという。

所在地駒ヶ根市東伊那7706
ホームページなし
祭神猿田彦神・天鈿女命
本殿市指定文化財
文化5年(1808)棟札
大工立川和四郎富昌
建築様式一間社 隅木入春日造 軒層唐破風付 柿葺

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