大御食神社
おおみけじんじゃ
駒ヶ根市赤穂11475
大御食神社が建つこの土地は、美女ヶ森と呼ばれる。
日本神話では、日本武尊の東征からの帰りに、里長の赤須彦から饗を受け三夜をこの土地で過した。
その際に赤須彦から御食津彦の名を賜り、尊の死後に御食の社と称したという。
応神天皇の時には、神霊の御告げによって、熱田から草薙の剣の霊代と、美女社の宮簀姫とを迎えて、地名を美女ヶ森と呼んだのだという。
元慶三年に、京都の石清水八幡宮から八幡の神を迎え、日本武尊と、五郎姫神(宮簀姫)を相殿に奉った。
最初にその下に仮殿を造った杉は御蔭杉といわれ、神木になった。
現在では鳥居を潜った右手に大きく立っている。
駒ケ根の市街地からは離れ、田畑の広がる静かな場所にある神社で、美女ヶ森という呼び名に相応しく社叢が大きく静かに広がっている。
鳥居をくぐると右手には手水舎。
御陰杉を過ぎ、石段を登った所に社殿はある。
所在地 | 駒ヶ根市赤穂11475 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 日本武尊、誉田別命、宮簀姫 |
本殿 | 元治元年(1864)棟札 |
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大工 | 立木音四郎 |
建築様式 | 三間社 流造 軒層唐破風付 銅板葺 |