諏訪神社
すわじんじゃ
伊那市西春近小出
伊那市を見下ろすような場所に建つ小出地区の諏訪神社。
高速道路を挟んで曹洞宗の常輪寺があり、たくさんの木々に囲まれている。
傾斜になっている社地の南側に鳥居が建ち、参道の下手には神楽殿、上手に拝殿が建っている。
拝殿の背後に建つ覆屋には、諏訪神社と八幡宮の額が掲げられ、右側にある諏訪神社は伊那市の文化財に指定されている。
一間社流造で、正面には軒唐破風が付けられている。
軸部も彫刻も欅の素木造。
二手先の組手、二段の支輪に彫刻を入る立川富昌の作品に多い手法が見られるという。
彫刻としては向拝正面に設けられた、鶴に乗る千人像が優れているそうだ。
所在地 | 伊那市西春近小出 |
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ホームページ | ナシ |
本殿 | 市指定文化財 文化12年(1815)棟札 |
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大工 | 立川和四郎富昌・四郎治富保 |
建築様式 | 一間社 流造 軒唐破風付 柿葺 |