諏訪神社
すわじんじゃ
飯田市毛賀885
小高い丘の上に建つ毛賀地区の諏訪神社。
飯田市街から南に位置する地区に建つ神社で、田に囲まれた静かな住宅地と成っている。
街道から神社へは40段ほどの石段を登り、鳥居をくぐる。
隣が公民館の敷地になっており、参道は公民館の脇を通り、向こう側の神社へと続く。
正面に建つ拝殿は飯田付近でよく見られるような、妻入りの切妻造りに、平入りの覆屋が付属する形ではなく、妻入りの入母屋で、背後には覆屋は建てられていない。
壁は格子となっている点は、このあたりの拝殿の形と一致している。
本殿は1815年に建てられた一間社の流造。
立川流の門弟だった北沢与四郎と、原甚四郎によって建てられた。
社殿の各所に彫刻がされており、脇障子の牡丹や唐獅子、扉の脇には松竹と鶴、向拝には龍が彫られ、木鼻はは象が取り付けられている。
損傷無く綺麗に保存がされている社殿なので、神社の様子を良く見ることができる。
所在地 | 飯田市毛賀885 |
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ホームページ | ナシ |
本殿 | 市指定文化財 文化12年(1815) |
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大工 | 北沢与四郎安輝・原甚四郎照香 |
建築様式 | 一間社 流造 銅板葺 |