先達八幡社
せんだつはちまんしゃ
諏訪郡富士見町境先達
先達地区の氏神を祀る八幡社。
近くには先達城の址が残る。
1528年、武田氏が侵攻した際に建っていた屋敷を城として取り立て、以後、長篠の戦いまで武田氏の城として存在していた。
城が掃い地となってからは、鳳凰山常昌寺として現在でも存在している。
狭い社地に小さな明神鳥居が1基。
社殿の北側を入り口として、社殿は西向きに建っている。
反りのついた切妻の拝殿、背後に小型の覆屋が続き、内部に建てられている本殿は立川流の江戸時代末期に建てられたもの。
内部の詳細までを知ることはできなかったが、一間社の小型の建築に、よく彫刻の施された社殿となっている。
所在地 | 諏訪郡富士見町境先達 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 応神天皇 |
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本殿 | 江戸末期 |
大工 | 立川和四郎 |
建築様式 | 一間社 流造 柿葺 |