春日神社
かすがじんじゃ
伊那郡阿智村春日
春日神社は国道153号線を長野から岐阜方面へ向かう街道沿いに建っている。
飯田市から阿智村へ入る、ちょうど境に位置している。
創建は1192年、奈良県の春日大社より勧請し、産土神としたのが始まりとされている。
国道より石段を上り、一の鳥居を潜ると、石が敷かれた参道の奥に社殿が見える。
二の鳥居を構え、広めの社地にいくつかの燈篭が設けられており、地域によって整備されている様子が分かる。
拝殿は本殿の覆屋と一体となった切妻造。
この地方の拝殿によく見られるように、
前面、側面に格子が設置され内部の様子を伺うことができる。
本殿は大型の三間社流造。
江戸時代中期の1735年の建築様式を残している。
特に妻面に設けられた彫刻は、非常に細やかで目を惹くものとなっている。
所在地 | 伊那郡阿智村春日 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 健甕槌命・経津主命・天児屋根命・三柱姫命・健速須佐之男命・誉田別尊 |
本殿 | 享保20年(1735) |
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建築様式 | 三間社 流造 銅板葺 |