若狭姫神社

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若狭姫神社

わかさひめじんじゃ

福井県小浜市遠敷65-41

若狭姫神社

福井県小浜市にある若狭彦神社は上社と下社とがあり、上社を若狭彦神社、下社を若狭姫神社という。
東小浜の駅から南へ約1キロほど。
若狭姫神社の社叢が見える。
入口には木造の鳥居、真っ直ぐに続く参道の先には入母屋屋根の門が建っている。

若狭姫神社

社地内の立て札には、楼門という記載があるが、建築様式としては楼門の形をしていないので、随神門と呼ぶのが正確かと思われる。
随神門の中には何体もの随神が向かい合うように納められている。
特に目立った装飾のない全体的に質素な建物となっている。

若狭姫神社

随神門を潜ると社殿が正面に建ち、右手には舞台がある。
松の絵が描かれた壁に、片袖の廊下が伸びている。
舞台部分の屋根は入母屋で鉄板葺き、廊下の屋根は切妻で瓦が葺かれている。

若狭姫神社

若狭姫神社

若狭姫神社

本殿の周囲には玉垣が巡らされ、正面に神門が置かれている。
正面の間口三間の流造で、向拝部分には前室が設けられている。
若狭彦神社の本殿には千木と鰹木が置かれているが、こちらの本殿の屋根には千木も鰹木も無い。

社叢に囲まれた本殿の周りには、流造のいくつかの社殿が祀られている。

所在地福井県小浜市遠敷65-41
ホームページナシ
祭神豊玉姫命
本殿県指定文化財
享和2年(1802)
建築様式三間社 流造 檜皮葺
神門県指定文化財
享和3年(1803)
建築様式四脚門 切妻造 檜皮葺
楼門県指定文化財
寛保3年(1743)
建築様式八脚門 入母屋造 檜皮葺

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