建部大社

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建部大社

たけべたいしゃ

滋賀県大津市神領1丁目16-1

建部大社

近江国一宮として大津市に建つ建部大社は、日本武尊を建部大神として祀ったのが始まりとされている。
源頼朝が伊豆へ流される道中で再興を祈願し、その後に願いが叶ったことから、出世開運の神としても知られるようになったという。

建部大社

建部大社

国道16号線からの参道には大きな石造の鳥居が建っており「建部大社」と書かれた額が掲げられている。
参道の両脇には石灯籠が立ち並び、左手に折れたところに二の鳥居が立っている。

建部大社

建部大社

建部大社

正面に立つ神門は、柿葺の切妻造り。
真ん中に大きな門を設け、左右に扉が付けられている。
拝殿は縦横3間2尺ずつの正方形の寸法の建物で、屋根は入母屋造り。
正面の拝殿入り口には切妻の屋根が設けられている。
拝殿と本殿を繋ぐように屋根がかけられ、中門と瑞垣で囲われた中に本殿と権殿が建てられている。
権殿は仮殿の役割を果たすもので、社殿造営時に祭神を仮に祀るための建物となっている。

建部大社

建部大社

社地にはたくさんの摂社、末社が建てられており、どれも大きな建築ではないが、一間社流造りで、規則的な配置でとても美しく並んでいる。

所在地滋賀県大津市神領1丁目16-1
ホームページhttp://takebetaisha.jp/
祭神日本武尊
本殿一間社 流造

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