多度大社

神社建築サイトおみやさんcom

多度大社

たどたいしゃ

三重県桑名市多度町多度1681

多度大社

多度大社の入り口には、長い石段と、左手に何階層かの櫓。
神宮との関係性が深いところや、伊勢国二宮としてというよりも、5月に行われる上げ馬神事での知名度が高いのではないだろうか。
石段の脇の急坂を駆け上がる神事で、その季節にはとてもたくさんの見物客が訪れる。
11月には流鏑馬が行われ、社地内にサラブレッドが飼われていることなど、関係性をうかがわせる。

多度大社

三重県桑名市にある多度大社は、この地域を支配した豪族、桑名首の祖神である天津彦根命を祀っている。
祭神の天津彦根命が、天照大神の御子神であることから、神宮と深い関係にある神社で、「お伊勢参らばお多度もかけよ、お多度かけねば片参り」とも詠われたという。
最奥にある本宮の多度神社と、別宮の一目連神社とともに「多度両宮」と呼ばれている。

多度大社

多度大社

多度大社

社地には、本宮までの参道にいくつもの摂社・末社が建てられている。
中でも目を惹くのは鮮やかな美御前社で、朱や緑などの非常に鮮やかな装飾がされているが、それ以外の社殿は素木造。
四脚門を潜った先には、神明造の本宮と別宮が建っている。
背後に滝の見える厳かな雰囲気の場所で、左手に本宮。
別宮が右手となっている。

所在地三重県桑名市多度町多度1681
ホームページhttp://www.tadotaisya.or.jp
祭神本宮多度神社:天津彦根命
別宮一目連神社:天目一箇命
多度神社神明造 鉄板葺
一目連神社神明造 鉄板葺

「多度大社」関連記事

ページトップへ
長野県の神社建築専門サイトおみやさんcom
copyright (c) 2006-24 omiyasan.com all right reserved