白山比咩神社
しらやまびめじんじゃ
石川県白山市三宮町ニ105-1
全国の白山神社の総本社として知られている。
20,000社もの神社があるという白山神社は、石川県・福井県・岐阜県にまたがる白山に奥宮を持ち、白山そのものに3千ヘクタールという境内を持っている。
長野県内の戸隠山のように、修験者の山岳修行や、神仏習合思潮の霊場として崇拝を集めた。
その歴史を読んでいくと、鎌倉時代以前に白山の麓にある福井県勝山市の平泉寺が延暦寺の末寺としての動きをしてゆくにつれ、白山比咩神社も延暦寺山門別院となったという。
そのころに、比叡山延暦寺の隣に鎮座している日吉大社にならい、社殿を形成していったという。
日吉大社が日吉七社と呼ばれるのに対し、白山七社という。
社地の横には広い駐車場が設けられ、観光バスも停まっている。
神宮系の神社に見られる大きな神明鳥居が建ち、参道が始まる。
本来は、駐車場から少し南へ離れた場所に建つ明神鳥居からの入り口が正しい。
社叢に囲まれ、石段の続く参道。
登り切ったところに境内社と、拝殿へと通じる門が建っている。
所在地 | 石川県白山市三宮町ニ105-1 |
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ホームページ | http://www.shirayama.or.jp/ |
祭神 | 白山比咩大神(菊理媛神)、伊邪那岐尊、伊弉冉尊 |
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