賀茂御祖神社/下鴨神社

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賀茂御祖神社/下鴨神社

かもみおやじんじゃ/しもがもじんじゃ

京都府京都市左京区下鴨泉川町59

賀茂御祖神社/下鴨神社

山城国一宮で、二十二社のうちの一社として祀られている神社。
世界文化遺産にも「古都京都の文化財」の一つとして登録がされている。
同じく山城国一宮の賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに、賀茂氏の氏神を祀っている。
総称して賀茂神社と呼ばれることもあり、5月の葵祭は両神社で行われている。

賀茂御祖神社/下鴨神社

糺の森と呼ばれる原生林の社叢に囲まれ、玉砂利の参道が長く続く。
紀元前900年頃の崇神天皇のころの創建といわれているが、諸説あるようで定かではない。

参道を進み、大きな朱色の明神鳥居の先には重要文化財に指定されている楼門が建っている。
高さは30メートルあり、東西に回廊が延び、西回廊の一間の床張りは、葵祭の際に勅使が剣を解く剣の間になっている。

賀茂御祖神社/下鴨神社
舞殿

賀茂御祖神社/下鴨神社
神服殿

賀茂御祖神社/下鴨神社
橋殿

建ち並ぶ社殿のほとんどが重要文化財や国宝にしていされており、21年ごとに解体修理を行っている。
社殿それぞれに役割があり、賀茂神社で行われる行事や神事、神殿様式を古代から今に伝えるものとなっている。

賀茂御祖神社/下鴨神社

社地の奥、舞殿の背後には中門が建てられている。
さまざまな社殿が建つ広い社地と、本殿が建つ社地とを区切るように建てられており、その先には東西の二つの本殿と拝殿、十二支を守る言社が祀られている。

賀茂御祖神社/下鴨神社

賀茂御祖神社/下鴨神社

賀茂御祖神社/下鴨神社

言社は大国主命を祀り、摂社として拝殿の前に建てられている。
大国主命は、大物主神や大己貴神などの名前を7つあり、その名前ごとに社殿が与えられ、言社となっているという。
それぞれが十二支の守護神で、社殿は重要文化財になっている。

賀茂御祖神社/下鴨神社

塀で囲われた本殿の横には、摂社三井神社が建てられている。
小さな社殿がいくつも並ぶ三井神社は本宮の若宮として祀られており、社殿は重要文化財になっている。
社地内には、この三井神社を初めとして、参道入口の河合神社や、縁結びの相生社などとても多くの摂社が建てられている。

所在地京都府京都市左京区下鴨泉川町59
ホームページhttp://www.shimogamo-jinja.or.jp/
祭神玉依姫命・賀茂建角身命
国宝東本殿
西本殿
重要文化財 祝詞舎
幣殿
東西廊
東西御料屋
叉蔵
四脚中門
東西楽屋
中門東西廻廊
預屋
西唐門
舞殿
神服殿
橋殿
細殿
供御所
大炊所
楼門
楼門東西廻廊
摂社出雲井於神社本殿
摂社三井神社本殿
摂社三井神社拝殿
摂社三井神社棟門
摂社三井神社東西廊下
末社印璽社本殿
末社一言社本殿
末社二言社本殿
末社三言社本殿
透塀
岩本社本殿
橋本社本殿
三井神社末社本殿(諏訪社、小杜社、白鬚社)

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