大麻比古神社

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大麻比古神社

おおあさひこじんじゃ

徳島県鳴門市大麻町板東広塚13

大麻比古神社

おわさはんと呼ばれ親しまれている阿波国一宮。
阿波国を開拓した忌部氏の祖神、大麻比古神を祀っている。
神武天皇の時代、阿波国に入った忌部氏は、麻布や木綿を作り阿波国の産業の進めていったという。
配神の猿田彦大神は、大麻比古神社の背後にある大麻山に鎮められていたが、いつの時代からか合祀されるようになっている。

大麻比古神社

一の鳥居は、赤く大きな明神鳥居。
石灯籠が建ち並ぶ長い参道を進むと、石造の鳥居が建ち、社地が広がる。
拝殿は、平入りの入母屋造。
正面の庇には唐破風が設けられている。

大麻比古神社

大麻比古神社

拝殿の背後に設けられた本殿は三間社の流造。
棟には5本の鰹木と、外削ぎの千木が取り付けられている。
妻面の懸魚が設けられている他は、目立った彫刻はなく、脇障子や縁も設けられていない。
全体的に落ち着きのある簡素な造りとなっている。

所在地徳島県鳴門市大麻町板東広塚13
ホームページhttp://www.ooasahikojinja.jp/
祭神大麻比古神・猿田彦大神
本殿桁行3間 梁間2間 流造 銅板葺

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