大縣神社

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大縣神社

おおあがたじんじゃ

愛知県犬山市字宮山

大縣神社

真清田神社に次ぐ
尾張国二宮

愛知県犬山市に鎮座する大縣神社。
尾張国二宮として、この国を開拓した祖神として大縣大神が祀られている。
開運と厄除けの守護として崇敬を集めており、境内社の姫之宮、大国恵比寿神社ともに参拝者が多く訪れる。

大縣神社

一の鳥居として備えられている石造の明神鳥居。
右手に手水舎、参道を挟み社務所が建ち、並んで拝殿が建つ。
妻入りで反った大型の屋根を持つこの社殿の背後には、祭文殿と東西に延びた回廊、本殿が控えている。
祭文殿は、桁行1間梁間2間の四脚門のような形式の切妻造。
拝殿の外から見ることはできないが、尾張藩の2代目藩主徳川光友によって1661年に建てられた。

大縣神社

本殿は正之御殿、渡殿、内院と呼ばれる3つの社殿が複合した「大縣造」といわれる独特の形式。
1661年の再建以前は三棟造という記録が残っており、それ以前から大縣造があったと考えられている。

大縣神社

境内社の姫之宮は、安産の神として知られている。
大縣神社本宮と同じように、背後の山に荒魂を祀る奥社があり、小さな祠が祀られている。

大縣神社

神社の最奥には、大国恵比寿神社があり祭神は大国主神と事代主神。
日本を治める神と、託宣の神が同時に祀られている神社は、長野県内の神社には類がない。
事代主神は、日本神話上では大国主神の子にあたるので、他県では見られるようだ。

本宮は海抜293mの山頂に建ち、愛知ではもっとも高い位置にある神社。
姫之宮からは徒歩で30分ほどだという。

所在地愛知県犬山市字宮山
ホームページナシ
祭神大縣大神
本殿国指定重要文化財
寛文元年(1661)
祭文殿及び東西回廊国指定重要文化財
寛文元年(1661)頃

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