水無神社
みなしじんじゃ
岐阜県高山市一之宮町石原5323
JR高山本線に沿って国道41号線を高山市から南へ。
飛騨一宮駅近くに建つ水無神社。
周囲は田と山に囲まれた静かな集落に、飛騨国一宮として水無神社は建っている。
祭神は水無神。
「みなし」とも「みずなし」とも読まれ、はっきりしていないそうだ。
創建の年代は分かっておらず、鎌倉時代には水無大菩薩と呼ばれ、明治等の近世には水無大明神や水無八幡宮と呼ばれていたという。
国道からは大きな石造の明神鳥居が見え、車を停めるスペースもある。
鳥居をくぐると、玉砂利が敷かれた広い社地。
左手には絵馬殿。
金森長近が江戸時代に造営したといわれ、左甚五郎作の絵馬など多くの絵馬がかけられている。
社地の正面には回廊が両側に広がった神門。
一直線に石畳が敷かれた先に拝殿が建ち、本殿は正面から見ることができない。
本殿の建築様式は鰹木を載せた神明造。
深く社叢に囲まれ、静かで社地の広い伸びやかな雰囲気のする神社だ。
所在地 | 岐阜県高山市一之宮町石原5323 |
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祭神 | 水無神・大己貴命・三穗津姫命・應神天皇・高降姫命・神武天皇・須沼比命・天火明命・少彦名命・高照光姫命・天熊人命・天照皇大神・豐受姫大神・大歳神・大八椅命 |