香取神宮
かとりじんぐう
千葉県香取市香取1697
下総一宮として千葉県香取市に鎮座する香取神宮。
隣接する鹿島神宮、息栖神社と合わせて、東国三社と呼ばれ、経津主神を祭る。
大きな明神鳥居は、社地の入口に構えられ、長く参道が続く。
トンネルのように左右の社叢が被さり、参道の両脇には燈篭が続く。
参道の先には総門が建つ。
木部は赤く塗られ、白く塗られた壁は木々の中に映える。
正面の手水舎を右手に曲がると、重要文化財に指定されている楼門。
鮮やかな彩色がされた楼門は、1700年に徳川幕府によって建てられた。
内部には、人像が納められ、右側は竹内宿弥、左側は藤原鎌足だという。
本殿は拝殿の背後に塀で囲まれた両流造。
楼門と同じ時期に建てられたもので、もともとは20年ごとの式年造替が行われていたそうだ。
両流造は長野県内の文化財には見られない形式で、県外では能登一宮の気多大社、厳島神社や松尾大社で見られる。
重要文化財に指定され、見た目としても迫力のある社殿となっている。
所在地 | 千葉県香取市香取1697 |
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ホームページ | http://www.katori-jingu.or.jp/ |
祭神 | 経津主大神 |
本殿 | 国指定重要文化財 元禄13年(1700) |
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建築様式 | 正面柱間三間 両流造 桧皮葺 |
楼門 | 国指定重要文化財 元禄13年(1700) |
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建築様式 | 入母屋造 銅板葺 |