出雲大社

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出雲大社

いずもおおやしろ

島根県出雲市大社町杵築東195

出雲大社

出雲国一宮で、最もよく知られている神社の一つ。
祭神である大国主命が天津神に国譲りを行う際に造営されたのが始まりと言われ、もともとは杵築大社と呼ばれていたが、明治4年に出雲大社と改称した。
造営時に、大国主命が天孫と同じくらい大きな宮殿を求めたために、本殿は非常に大きく、1744年に建てられた現在の社殿でも約24mの高さがあり、木造神社建築としては相当に高いものとなっている。

出雲大社

伝承で伝えられている本殿は、48m。さらに遡った歴史では96mと言われ、何本もの柱に支えられた上空に本殿が建っていたとされ、東大寺大仏殿よりも大きなものだったとされているという。
木造建築で、そこまでの高層建築が可能かどうかという疑問もあるが、平成12年には巨大な柱のあとが発掘され、現在では八足門の前に丸く跡が残されている。

出雲大社

出雲大社

出雲大社

出雲大社がよく知れられる理由の一つとして、神無月に国内の神々が集まる神在月がある。
これは縁結びの相談をするために出雲大社へ集まると言われており、神在月の一定の間は、社地内に設けられた2つの社殿「十九社」に、神々が宿ると言われる。
長細い切妻の社殿で、普段は扉が閉められているが、この期間に限り、開扉されるという。

出雲大社

社地の西側には、大きな注連縄が掲げられた神楽殿が建っている。
RC造の神楽殿に掲げられる注連縄の重さは約5トン。
周囲9mで、日本最大規模の注連縄としてしられている。
神楽殿の南側には高さ47mの国旗掲揚台があり、ここに掲げられている日章旗も、75畳分の大きさで国内最大のものとして知られている。

所在地島根県出雲市大社町杵築東195
ホームページhttp://www.izumooyashiro.or.jp/
祭神大国主大神
国宝本殿
重要文化財楼門
神饌所(2棟)
玉垣
摂社大神大后神社本殿
摂社神魂御子神社本殿
摂社神魂伊能知比売神社本殿
摂社門神社本殿(2棟)
八足門
観祭楼及び廻廊
西廻廊
瑞垣
摂社素鵞(そが)社本殿
摂社氏社本殿(2棟)
末社釜社本殿
末社十九社本殿(2棟)
宝庫
会所

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