小坂神社

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小坂神社

おさかじんじゃ

須坂市井上町2578

小坂神社

小坂神社

集落と果樹畑が広がる須坂市の井上に小坂神社は建っている。
信濃国の源氏の祖となった井上頼季が、小坂神社の周りに館を持ち、京都から八幡を勧請したことから、八幡宮と呼ばれているという。
神社の正面には大きな木造の両部鳥居が建てられている。
比較的新しい雰囲気の鳥居で、左右には社叢が広がる。
拝殿は平入りの入母屋造り。
両脇に狛犬が立ち、背後の瑞垣に囲まれた中に本殿が建てられている。

小坂神社

小坂神社

小坂神社

本殿は一間社流造。
地面から高く設けられており、2mほどの高さに縁が見える。
周囲に縁を廻しているが、高欄が取り付けられ、脇障子は無い。
木鼻には獏が彫られており、目と牙の一部が赤く塗られている。
正面の蟇股、妻面梁上などに彫刻が見られる。
全体的に素木の簡素な造りで、すっきりとした流造の曲線が見られる。

所在地須坂市井上町2578
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祭神小坂神・誉田別命
本殿享和2年(1802)
建築様式一間社 流造 銅板葺
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