玉依姫神社

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玉依姫神社

たまよりびめじんじゃ

長野県長野市松代町東条

玉依姫神社

長野市の東側、松代にある尼厳山の麓に建つ。
もともとは東条岩沢付近に勧請されたものが、中川に移され当時の地名から「磯並三社大明神」と呼ばれたという。
現在の場所に遷されたのは1230年。
社殿は1833年に建てられたものが現在まで残っている。

玉依姫神社
玉依姫神社

玉依姫神社

社地から200mほど離れたところ石造りの鳥居が建てられ、社殿は深い木々に覆われた斜面に建てられている。
石段を上ると正面には妻入りの拝殿が建てられている。

小さな屋根が連続したような形状の八棟造で、社殿のT字型になった屋根形状が見てとれる。
拝殿の背後にある本殿は、斜面のさらに上。
背後からは斜面を駆け上がるように屋根で繋がり、三間社流造の大きな規模の本殿が建っている。

玉依姫神社

本殿は派手な装飾のない素木造。
正面に三つの扉が取り付けられ、反りのある屋根が特徴的な流造の形状をしている。
回り縁や脇障子のない簡素な造りとなっている。

所在地長野県長野市松代町東条
ホームページナシ
祭神玉依比売命・天照皇太神・建御名方富命・素戔嗚命
本殿正保4年(1833)
建築様式三間社 流造 銅板葺
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