飯縄神社
いいづなじんじゃ
長野市七二会橋詰
山に囲まれた長野市七二会。
飯縄神社が建つ橋詰は山の中腹で、眼下に緑の広がる傾斜地に建っている。
畑に囲まれ、勾配が急な狭い道路が脇を通る。
飯縄神社は、県内の飯縄山に対する山岳信仰から生まれたとされる神仏習合の信仰で、足利氏をはじめとして、戦国武将の間でも信仰されたという。
特に、上杉謙信の兜の前立に取り付けられた仏像が飯綱権現像であることは有名な話。
木造の明神鳥居が建ち、社殿は拝殿と一体化した覆屋。
向って右手に社務所、拝殿の中には、一間社の本殿が納められている。
本殿の下に石垣の土台が敷かれており、特に目立った装飾等は見られない。
山々に囲まれ、とても静かな神社となっている。
所在地 | 長野市七二会橋詰 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 保食命・武甕槌命・天照大御神・磐長姫命・大日霊尊・伊邪那岐命・伊邪那美命 |
本殿 | 嘉永元年(1848) |
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建築様式 | 一間社 流造 柿葺 |