古宮神社
ふるみやじんじゃ
長野市戸隠豊岡下沖3140
古宮神社の建つ戸隠の地域は、傾斜勾配のきついところで、民家は山に貼りつくように建つところもある。
中心の道路から2・3キロ離れた集落の中、杉の社叢に囲まれて、静かなところに建っている。
冬は寒く雪の多い地域で、本殿も覆屋の中に建っていた。
本殿は、御名方命を祭る神社としては、珍しい2間社の流造。
諏訪系の祭神を祭る神社は一間社の流造が多い。
覆屋に囲まれているため、彫刻などの細かな部分は見ることができないが、素木の全体像に、牡丹・菊・橘のみが彩色されて映えているそうだ。
所在地 | 長野市戸隠豊岡下沖3140 |
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ホームページ | ナシ |
祭神 | 健御名方命・応神天皇・八坂日女命・天照大神・大物主命・加具土命・事代主命 |
本殿 | 正徳5年(1715)棟札 |
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大工 | 中川杢右衛門・中川惣次郎 |
建築様式 | 二間社 流造 板葺 |