朝川原神社

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朝川原神社

あさがわらじんじゃ

長野市北郷2890

朝川原神社

長野市の北部、浅川から飯綱へと続く県道506号。
そこに朝川原神社のある北郷地区はある。
北郷は、地区全体が山の斜面で、木々と田畑の広がるとても静か。
車1台がようやく通れるほど、急こう配の道路。

朝川原神社

南向きの斜面はとても日当たりが良く、穏やかな雰囲気の集落の中に、神社は建っている。
社地の脇には公民館。
明神鳥居とその左手には手水舎。
とても静かな雰囲気の佇まいの社殿に、迫力のある彫刻がこの神社の特徴になっている。

朝川原神社

朝川原神社

朝川原神社

江戸時代末期に建てられた朝川原神社は、それまで大工の仕事であった彫物が、専門の技術を持つ彫工として分業してきたことや、地位が向上してきたと考えられる傾向のある社殿なのだという。
拝殿と、その後ろに建つ本殿とも、細やかでとても迫力のある彫刻が目を惹き、拝殿の向拝には、獅子や獏、龍などが見られる。

朝川原神社

本殿には、獅子や龍、龍に乗る仙人、松に鷹など。
社殿の規模は大きくは無いが、じっくりと楽しめるものになっている。

所在地長野市北郷2890
ホームページなし
本殿市指定文化財
明治13年(1881) 棟札
建築様式三間社 流造 銅板葺
拝殿市指定文化財
嘉永3年(1850) 棟札
建築様式入母屋造 銅板葺

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