駒ヶ岳神社
こまがたけじんじゃ
甲斐駒ヶ岳山頂
全国に複数ある駒ヶ岳の中でも最も標高の高い甲斐駒ヶ岳の山頂直下に建っている。
里宮は2箇所の登山口、どちらとも山梨県北杜市にある。
真っ白な花崗岩でできた山頂付近は、砂地に角の丸々とした岩が乱立し、特異な雰囲気のある名峰。
山梨側の登山口の、黒戸尾根には石仏や石碑がいくつも建てられている。
長野側からの登山口の六合目にある不動ケ岩には、開山した弘幡行者が大開山威力大聖不動明王として祀られている。
山頂の祠は真っ白な石造のもので、正面には格子扉、わらじが掛けられている。
周囲には様々な石碑が建てられ、少し離れた岩陰にも石碑は建てられている。
山頂から5分ほどの直下には、大己貴命と書かれた石柱が立てられており、横には石室のような祠が建てられ本社と書かれた標がある。
扉には武田菱が刻まれており、屋根は平入の切妻造。
さらに山頂から見下ろすこと20分ほどの地点にある摩利支天峰には、石仏と石碑、小さな祠が建っており、山頂を眺められる絶好の場所となっている。
祭神 | 大貴己命 |
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所在地 | 甲斐駒ヶ岳山頂 山梨県北杜市、長野県伊那市 |