飯縄山頂奥社

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飯縄山頂奥社

いいづなさんちょうおくしゃ

飯縄山山頂

飯縄山頂奥社

長野市外を見下ろす飯縄山南峰に建てられた飯縄神社の奥社。
西暦270年頃に飯縄大明神として祀られたのが始まりという。
もともとは大日如来を本地仏として祀っていたいたところ、1233年に伊藤兵部太夫忠綱によって飯縄大権現が勧請された。
その際に忠綱の息子の盛綱も入山し、飯縄原始忍法を確立して全国へ信仰とともに忍法を広げたという。

室町時代には武将からの崇敬が厚く、足利義満をはじめとして上杉謙信や武田信玄、徳川家光などから寄進を受けている。
特に里宮は武田信玄の創建で崇敬の厚さが伺える。

飯縄山頂奥社

飯縄山頂奥社

飯縄山頂奥社

明治時代には神仏分離と修験禁止令によって社領が召し上げられたものの、長野県庁から皇足穂命神社の称号を与えられている。

飯縄山頂奥社

飯縄山を見上げる大峰山の付近に里宮が構えられ、飯縄山山頂に奥社が建てられている。
登山道は奥社への参道になっており、鳥居を潜って飯縄山北峰へ到達すると、鳥居と祠、社殿を参拝することができる。

祭神天神大戸道尊
ホームページhttp://www.iizuna-jinnjya.jp
所在地飯縄山山頂
長野県長野市
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