安良居神社
あらいじんじゃ
上田市上丸子1924のイ
千曲川の支流、依田川のすぐ横にある丸子公園に建つ安良居神社。 上丸子地区の氏神として祀られ、広い社地に明るい雰囲気の神社となっている。 鳥居の正面に建てられた拝殿は平入りの切妻造。
拝殿の後ろには、覆屋で囲まれた本殿が建っている。 本殿は、立川流の2代目富昌が手掛けたもので、脇障子に彫られた、手長足長の彫刻と、柱の龍と唐獅子、牡丹の彫刻が知られている。 上田市には、安良居神社の他に東昌寺の鐘楼に立川流の建築が見られ、東信地域での立川流寺社建築として知られている。