諏訪神社
すわじんじゃ
小県郡長和町古町有坂
濃い緑の社叢に囲まれた長和町有坂の諏訪神社は、街の文化財に指定されている獅子で知られている。
秋の例祭に奉納されている獅子は、その由来や創始は知られていないが、榊を四方においてその中で獅子舞を行うことで獅子を神格化し、他の地区の獅子舞とは違った文化を持っているといわれている。
神社の入り口に建てられた大きな鳥居には、立川流の竹内八十吉宣吉の彫刻が施されており、細やかな彫り物が見られる。
本殿は立川流に弟子入りしていたという、長和町出身の大工、翠川文四郎の作。
一間社流造で、正面の扉や母屋を支える柱、壁面などに細かな彫刻が施されている。
規模は大きなものではないが、雰囲気も良く見応えがある。
所在地 | 小県郡長和町古町有坂 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 健御名方命 |
本殿 | 町指定文化財 寛政9年(1797) |
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大工 | 翠川文四郎 |
建築様式 | 一間社 流造 鉄板葺 |