本村海神社
ほんむらかいじんじゃ
南佐久郡小海町大字小海本村
小海町本村地区の小高い山の中腹、木々に囲まれた深い緑の中に海神社は建っている。
社地の前を相木川が流れ、その近くに石造の鳥居が建てられている。
鳥居から参道は続き、長い石段を上がると社地が広がる。
入り口には木造の両部鳥居、正面に本殿と、小さな祠、灯籠が1基。
拝殿や手水舎などは見られない。
鳥居から続く参道の先に、石垣が積まれて一段高くなったところに本殿は建てられている。
二間社春日造で、屋根は銅板葺き。
もともとは檜皮葺きだったという。
周囲に縁が廻され正面の縁幅は広くなっているほか、2段の木階が設けられている。
脇障子は無く、彫刻も特に目立った物は取り付けられていない。
所々に色彩の跡が残っており、彩色がされていた様子がうかがえる。
所在地 | 南佐久郡小海町大字小海本村 |
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ホームページ | ナシ |
祭神 | 伊耶那岐尊・伊耶那美尊・素盞鳴尊・速玉男尊 |
本殿 | 町指定文化財 明暦4年(1658) |
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大工 | 小泉三左衛門 |
建築様式 | 二間社 春日造 銅板葺 |