槻井泉神社
つきいいずみじんじゃ
塩尻市洗馬3340
江戸時代には八幡宮と呼ばれ、この洗馬地区一帯の産土神として勧請されたという槻井泉神社。
日本三代実録に掲載されている同名の神社だったのではないかという推定されたために、社名を現在の槻井泉神社に改めたという。
神社は山の斜面の麓に、木々に囲まれた中に静かに建っている。
真っ赤な鳥居が建つすぐ横には、天狗の藤と呼ばれる大きな藤の木が見られる。
鳥居をくぐると前方には、長い石段とその先に社殿が見える。
山の斜面をそのまま社地として造られた神社で、先の本殿まで、斜面を石段で繋ぎながら参道が続く。
拝殿は瓦葺き切妻造。
平入りの正面に、妻入りの庇が設けられ、右手には社務所が建つ。
たくさんの小さな社殿が見られる神社で、拝殿の横や、拝殿前の石段のわきにも小さな鳥居と祠が建っていた。
拝殿の後ろには、本殿へと続く石段があり、傾斜のさらに高いところに本殿は建っている。
所在地 | 塩尻市洗馬3340 |
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ホームページ | ナシ |
祭神 | 誉田別神・猿田彦命・大山祗命・水波売命・若宮八幡 |
本殿 | 明和4年(1764)棟札 |
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大工 | 田村平左衛門本芳 |
建築様式 | 一間社 流造 銅板葺 |