筑摩神社
つかまじんじゃ
松本市大字筑摩2973
市街の中心地と薄川をはさんで建立されている、松本では有名な神社のひとつだそうだ。
以前、たびたび氾濫をしたため、地上げをしたといわれている。
社地の入り口には、石造の両部鳥居が設けられている。
社票は八幡宮。
もともと、国府のあったところといわれ、国府八幡社とも呼ばれるところに由来していると考えられる。
石造の鳥居から社地に入ると、さらに赤く塗られた両部鳥居が構えられている。
その背後に門、塀で囲まれた社殿が建つ。
拝殿は、県宝に指定されている桁行三間梁間三間の入母屋造り。
正面に一間の向拝があり、柿葺の屋根の勾配が緩く、全体的に軽快で優雅な外観を持つ建築物となっている。
本殿は三間社の比較的大きなものとなっている。
室町時代の永享11年(1439)に守護の小笠原氏が再建、献納したものといわれる。
拝殿と同じように全体を色彩で装飾されており、屋根は桧皮葺き。
様式、組物などに建立当時の特長が残り、建築物として優れた文化財の指定を受けている。
所在地 | 松本市大字筑摩2973 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 誉田別尊・気長帯比売尊・多紀理昆売命・狭依昆売命・多紀都比売命 |
本殿 | 重要文化財 永享11年(1439) |
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建築様式 | 三間社 流造 檜皮葺 一棟 |
拝殿 | 県宝 慶長15年(1610)棟札 |
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建築様式 | 桁行3間 梁間3間 入母屋造 妻入 向拝一間 柿葺 一棟 |