八幡神社

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八幡神社

はちまんじんじゃ

北安曇郡池田町池田3204

八幡神社

池田町の中心地、役場や中学校の近くに八幡神社は建っている。
脇に山車を仕舞う建物が続き、社地も広々としている。
もともと池田町の産土神として勧請されたの神社で、祭神は誉田別命。
相殿として収められている十二社は、明治41年に八幡神社と合併し、合祀されたもの。
祭神は土の神として祭られている埴安比売命。
ともに池田町の指定文化財に定められている。

八幡神社

本殿は拝殿背後の覆屋の中にある一間社流造。
朱塗りで彫刻や木鼻に彩色が残っているという。
外側からはその様子を見ることができないが、正面に突き出た木鼻や、異形の海老虹梁が古い地方的様式を残しているそうだ。

八幡神社

十二社は、本殿と同じ覆屋におさめられた隅木入春日造。
室町時代の地方様式が強く残っているといわれ、大町市の若一王子神社の本殿と形式が似ている。
建築手法から江戸時代に建てられたものと考えられている。

所在地北安曇郡池田町池田3204
ホームページなし
祭神誉田別尊・九頭竜神・埴安比売命
八幡神社本殿町指定文化財
17世紀後期 推定
建築様式一間社 流造 柿葺 銅板葺
相殿十二社本殿町指定文化財
宝暦年間 棟札
建築様式一間社 隅木入春日造 銅板葺

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