流造
流造は長野県内の神社建築の中でも非常に数が多く存在し、一般的なものといえる。 切妻造りで平入りとなるが、最も特徴的なことは、正面側の屋根が前方に伸びていることである。 この長く伸びた屋根を庇、もしくは向拝と呼ぶ。 神社建築の多くは寺院建築からの影響を受けていると言われているそうだけれど、この流造の向拝については、神社建築から発生したものだそうだ。
写真:日吉神社(青木村)