熊野大社
くまのたいしゃ
島根県松江市八雲町熊野2451番
出雲国一宮熊野大社は、火の発祥の地として知られ日本火出初之社と呼ばれている。
熊野といえば和歌山県の熊野三山が知られているが、熊野大社の由緒としては紀伊から勧請された説と、そうでない説があるという。
神社が伝えるところでは、八雲町熊野から紀伊へ移住した際に熊野大社から分霊したのが熊野本宮大社としているという。
中世、熊野信仰の影響で熊野三社と呼ばれる上の宮と、伊勢宮と呼ばれる下の宮に分かれたが、明治時代に下の宮へ合祀されたという。
上の宮は、現在の熊野大社から500mほど上流の御笠山の麓にある。
入口からは社殿まで3つの鳥居が建っている。
一の鳥居、二の鳥居は石造の明神鳥居、社殿にもっとも近い鳥居は木造の規模の小さな鳥居になり、神門を潜って社地が広がる。
正面には大きな注連縄の掲げられた拝殿。
右手に舞殿が建っている。
この舞殿はもともと拝殿として使用されていた物を1978年に舞殿として移築したという。
本殿は出雲国特有の大型の大社造。
大社造といえば出雲大社や須佐神社の、方三間の本殿が知られているが、熊野大社の本殿は柱間2間の間取りになっている。
所在地 | 島根県松江市八雲町熊野2451番 |
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ホームページ | http://www.kumanotaisha.or.jp/ |
祭神 | 熊野大神櫛御気野命 |
本殿 | 昭和23年(1948) |
建築様式 | 大社造 銅板葺 |
所在地 | 島根県松江市八雲町熊野2451番 |
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ホームページ | http://www.kumanotaisha.or.jp/ |
祭神 | 熊野大神櫛御気野命 |
本殿 | 昭和23年(1948) |
建築様式 | 大社造 銅板葺 |